過去の展覧会
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中野童男(をぐな)陶芸展 伊勢丹浦和店 7F 美術画廊にて
2006年11月22日(水)から11月28日(火)10:00から20:00まで
最終日は16:00まで
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自然釉窯変 水盤「ウルの水溜め」
「尋常ならざる…」この作家はまさにそうである。
45歳で都会をすてて、独学で「自然釉」の追及を始め、3年後には「魅惑的な翡色を湛えた作品を携えて」で個展をひらく。
やがて識者の知るところなり、選抜されハンブルクの「現代日本陶芸展」で国際デビュー、EUの各評論誌が彼と彼の作品群を高く評価、
「ドイツ国立ベルリン東洋美術館」も彼に注目し、2ヶ月間の「NAKANO OGUNA 展」を開いたというまさに“尋常ならざるの作家”なのです。
「こんな人生の歩き方」は“在りえない”のが世の中の常識なのですが…。
ぜひこの機会に作家にお逢いになり、作品にお触れになっては如何でしょうか、ご案内申し上げます。
中野童男オフィシャルHP
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自然釉窯変 腕枕
<略歴>
1946年  新潟市生まれ
1969年  日本大学法学部卒業
1991年  45歳、茨城県城里町に木葉下古窯(六世紀)を再現し、独学にて焼き締めによる「自然釉」の追求をはじめる
1993年 この年以降、高島屋、三越等で毎年個展開催
1994年 常陽銀行本店ギャラリーにて「陶壁」を発表
1997年 茨城県立ひたちなか保健所玄関ホール陶壁を制作
1998年 常陽藝文センター主催“自然釉の世界 中野童男展”
2001年 茨城県立陶芸美術館「釉薬の世界展」出品
2002年 天心記念五浦美術館「アール・エポック展」出品
2003年 ドイツ・ハンブルグ「現代日本陶芸展」出品 渡欧
2004年 Kramik Magazin(独)特集記事 〔哲学者 中野童男〕
茨城県立陶芸美術館「器の美展」出品
同作品委託
ドイツ国立“ベルリン東洋美術館”「Nakano Oguna」展
同美術館作品収蔵
期間中(2004/12〜2005/2)渡欧
Museums Journal(独)“Nakano Oguna”の評論記事掲載
2005年 茨城県立陶芸美術館
「陶のなかに景色をみる」出品
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自然釉窯変 片身替り茶碗 
「再スタートに遅すぎるということはありません。」
中野童男(なかのをぐな)氏が陶芸を始めたのは、45歳のときでした。
それは止むに止まれぬ心の衝動からでした。
中野氏は割と裕福な新潟の家庭で育ちました。
子供の頃から書画や骨董などを見ながら育ち、中野氏の文化教養度は形成されていったと思われます。
大学は法学部を選択した後陶芸とは関係ない分野の仕事に就きますが、45歳のときにどうしても陶芸作家になる夢を捨てきれずに、家族を連れて茨城県城里町に移り住みその地で木葉下(あぼっけ)古窯を再現します。
殆ど独学の状態でしたので失敗の連続でした。どうしてもうまく自然釉が出なくて、窯を改良し改良し、当時まだ幼かった子供たちも手伝わせ、ようやく思ったものが作り出せるようになったのでした。

 中野氏の作品の特徴は、オーソドックスでありながらとても詩的なものも含んでいるところにあります。
唐時代の腕枕を再現したり、水指の側面には蔦の文様があったりの表現にとどまらず、ギリシャ神話からヒントを受けた作品なども発表しています。
それらは中野氏が所謂陶工ではなく、寧ろ魯山人を思わせるような知識文化人としての表現つまり本当の意味での作家性を有していることの現われでしょう。

04年には、その文化性芸術性が認められ、ドイツベルリンの東洋美術館にて3ヶ月に渡る「Oguna」展が開催され、作品の一部は同美術館に収蔵されました。
45歳から独学で陶芸を始めた作家が、これほど認められるということは、まさに奇跡と言ってもよく、これから第二の人生を出発しようという中高年の方々にとっては、まさに目標となる存在になるのではないでしょうか。ぜひお出かけいただき、作家自身にお話を聞いていただけたらと思います。
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