アートマネジメントについて
ギャラリー上原は代々木上原駅から徒歩4分
井の頭通りに面した明るいギャラリーです。
ギャラリー上原アートマネジメント講座 三期生募集!

GUAMS(Gallery UEHARA Art Management Studio)として第三期生を募集します。
お気軽にお電話下さい。(03-3467-3932 担当岡村)

■第三期 年間カリュキュラム概要(08.9月〜09.6月)■

09/10 説明会

09/24 日本美術業界の冴えない現状  
10/08 日本の美術業界が今日の冴えない状態に至るまでの歴史
10/22 発表の手段 会場の現場 画廊やデパートのシステム
11/12 資料や企画書の作成と営業
11/26 契約書の作成と展覧会進行の手順
12/10 確定申告 必要経費と税金
12/24 現場の声 画廊
01/14 現場の声 他の会場
01/28 メディアについて
02/11 現場の声 コレクター
02/25 現場の声 異業種
03/11 現場の声 異業種
03/25 実務の詳細
04/15 現場での障害 売り上げの未払い等の様々なトラブル
04/29 著作権問題 盗作しない・されない
05/13 現場の声 作家
05/27 小論文2「貴方にとっての作家像・貴方にとってのアートマネジメント」
06/10 小論文1と2の比較
06/24 まとめ

毎回 19:30から2時間半程度


■募集要項■
開講時期は今年の9月から来年の6月まで。
内容はひとことで言って「作家として生きていくには?」のノウハウ勉強をゼミ形式で行うもの。
第2・第4水曜日を予定してます。定員は10名まで。
年齢は20代30代くらい中心です。美大生OKです。
月謝制となります。受講者の都合でお休みしても返金いたしません。
月6,000円(税込)です。

お問い合わせはお電話もしくはメールにて(03-3467-3932  g-uehara@khaki.plala.or.jp)岡村まで。
特に30代までの若い方へ

1 芸術って売り物?


 芸術は売り物ではないっていう言葉よく聞きますね。
文学では「売文」という言葉を時々聞きます。「売絵」という言葉もある。
どうも今の日本では、芸術と交換に金銭を授受することは「いかがなものか・・・」と見られる風潮があるように感じます。
ここ代々木上原の地でギャラリーを始めて早や3年経とうとしていますが、お客様や作家さんのお言葉もよく頂きます。
 曰く、「画家で食べられる人なんて殆どいない。」
 曰く、「別に売れなくても構わない。欲しい人がいたら作品を譲ってあげる。」
 曰く、「全ての作家は、他に職業を持って余暇に作品を作り、材料費程度で世間に提供すべき。」
みんな否定的ですねえ。最後のは極端ですが。
 現代日本人はどうもアマチュアリズムが好きなようです。
 でもそれって責任がないですよね。だって作った作品をもし只で人にあげたとしたら、もらったほうは不満があっても言わないでしょう。
正直な反応がなくては、作家さんだって成長しないじゃないですか。


 それにお客様は”大事なお金”で買うんだから大切にするんです。
その大事なお金を稼ぐために、何時間も残業したり、上司に頭下げたり、安いスーパーに走ったり、ライブドア株(?)に投資したり。
そのお金を使って大事な”作品”を買うんです。
そしてその”作品”と共に生活し、幸せになろうとするんです。
だからとても正直です。


 お客様から代金を頂くということは、大変なことです。責任が伴います。
たとえばクラフトだったら、使い心地からデザインまでお客様を満足させなくてはならない。
「この間頂いたアレ、こんなだったわよ。」てな意見を次回の展覧会で頂くと、大変ためになるんです。
だから、お客様と接している作家さんは、本当に成長していきます。
そして作品作りと人と人が繋がっている、素朴だけど素敵な人生に一歩近づきます。
どうでしょう、そういう生き方。作家としての人生が少し見えてきましたか?


2 バイトの罠 - 専業の作家さんになりたい方へのご忠告


 デザイン科出身者はまだつぶしがきくからいいですが、一般的な美術科の若い方を他所から拝見していると、美大時代は課題に必死、あまり先のことは考えてない。そして卒業後に始めるのがバイト。これが罠です。とりあえず日々の糊口をしのげるからと続けていると、いつの間にかドップリ浸っていて、友だちや彼女がバイト仲間、気がつけば制作時間がどんどん減ってます---という状態。画材を買うために始めたのに、いつの間にかもう1年も絵筆を持ってないという現実になります。
 もし、専業の作家さんとして生きていきたいなら、制作に関連のないバイトはほどほどに。そのバイト代分を何とか自分の制作で稼げないかと必死に考えてください。公募展に応募して賞金をもらうのもいいですよね。グループ展に参加するのもいいですね。 そしてせっかくグループ展に参加したなら、どうしたら自分の作品を欲しいという人が現れるかも考えてみてください。想像してください。 自分の作品と共に生活したいと言ってくれそうな人はどんな人?どんな家に住んで、どんな雑誌読んでる? そうしたら方法論のいくつかは浮かび上がってきますよね。


3 ギャラリー上原がお手伝いできること


 ギャラリー上原で取り扱っている作家さんには、絵だけで生活している画家さんや、クラフト作家さんがいます。
美大を卒業して、先生になるのもいい、デザイナーになるのもいい。それらの職業だったら近くになられた方がいるでしょう。
でも「画家になりたい」なんていうと、なかなか身近にモデルがいないですよね。だからどうしたらなれるのかが分からない。
そんな方は、気軽に飲み会などに参加して私共で取り扱っている作家さんのお話を聞くと、とてもためになりますよ。 卒業後にどういう道を辿って今の生活があるのか、隠さずに(ここ大切です。成功者は秘訣を教えたがらない方も多いので)話してくれます。 一人でも多くの作家さんが経済的にも自立できることを願っている方ばかりです。


 私共は、作家さんのご希望・性格・作品によって現場に即した方法論のアドバイスをいたします。
ギャラリー上原内での企画展は勿論のこと、デパートに企画展を持っていける画家さんも常時募集しておりますので、どうぞお気軽にお電話ください。
(注)申し訳ありませんが、現在は絵画の作家さんのみ募集しております。03-3467-3932 (担当 岡村)
事務
画家として


上原雑記夜話も担当しています。このコラムを丁寧に読んでいけば現在の日本だけが美術品を販売することに積極的でないだけで、過去の日本や現在に至るまでの欧米でも芸術は一つの仕事だと言う事が解ります。 (特に上原雑記夜話の107話から116話の「画家という職業」と「芸術家の作法」はぜひご覧になって下さい。)
まず仕事として作ってそれが社会で評価されてそして芸術へステップアップしていくわけです。
社会で認知されなければそれは個人的なものですね。
我々が見てきた作品はほぼ100%仕事として社会に出ていったものです。売買の対象だったと言うことですね。
もちろん趣味で一生作品を続けるのも良いです。
が、そうでなくてもっと社会で手応えを感じて生きていきたい人も いると思うんですね。
このギャラリー上原では作品を作って 見せるだけでなく職業としての芸術家になってもらうために 様々な実務を要求します。
「あれしろ!これしろ!」とうるさいですよ。
それは私たちが知っている芸術家達が当たり前のこととしてやってきたことです。

例えばレオナルド・ダ・ビンチが仕事を得るために多くの 手紙(履歴書)を書いた事は有名ですね。
バイオリンについているあの左右対称の小文字のFのデザイン、 あれは当時のパトロンだったフランソワ1世のご機嫌を伺うために その頭文字をとって作ったものです。だから音色や機能と関係ないそうですよ。 その他、彼は様々な仕事をこなしていますがそう言うことを知って ダ・ビンチは芸術家じゃないと思うようになってしまうでしょうか?
芸術家に必要なのは「プロ意識」と「技量」なんですね。 極端な話、仕事が与えられたものかどうか本人がやりたかったかどうかさえ あまり関係がないわけです。もちろん作品が最も大事なファクターです。 が、それを社会に出していくには様々な実務「アートマネージメント」 が必要だと言うことです。あと「アートプロモーション」ですね。 日本語に直訳するとマネージメントは管理運営 プロモーションは販売促進と言うことになりますね。

ここでは現在の日本の美術の現場にあった実務のアドバイスをします。
アートビジネスの最前線はやはりアメリカですがアメリカで行われている 実務をそのまま輸入しても現在の日本ではとんちんかんな事になってしまうわけです。
机上の空論ではない現場での経験に即したアートマネージメントです。(これは重要なことです!)
そう言うことに何かピンと来たらまず上原雑記夜話を全て読んでみてください。
そして自分も歴史に名前を残した芸術家のように仕事として やっていきたいと思ったらご両親と一緒に相談に来ると良いですよ。 家族というのは一番身近な理解者で応援団ですからね。(與倉)



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